こんにちは!
代表の千田です。
皆さんは『クラシックフィジーク』という競技をご存知でしょうか。
『クラシックフィジーク』は、2016年頃から始まった比較的新しい競技で、『ボディビル』と『フィジーク』の要素を合わせ持っていると言われます。
ひと昔前のボディビルでは、フィジーク選手のようなウエストの細い逆三角形の身体が人気だったのですが、近年では筋肉量を重視した故に、ウエスト周りの太い選手が目立つようになりました。
そこで「昔のウエスト周りが絞れていた頃のボディビルを取り戻そう」ということで始まった競技が『クラシックフィジーク』だとも言われています。
この競技で最も特徴的なことは、バキュームポーズとクラシックポーズというボディビルにはない規定ポーズがあることで、特にバキュームポーズの完成度が審査に大きく影響します。
思わず「内臓はどこにあるんですか?」と聞きたくなるようなポーズですが、このポーズを決めるには以下の3つのポイントをしっかり押さえる必要があります。
①腹筋をリラックスさせる ②息を吐き切る ③胸郭を上げる
息を吐ききった状態から腹筋の緊張を解いて胸郭を上げていくと、体内が真空(バキューム)状態のような感じになるので、肺の位置が上がって、その空いたスペースに内臓が押し上げられます。
一言でいうと、お腹の内圧を低くすることでお腹を凹ませるポーズということになります。
「バキュームポーズができないのであれば、クラシックフィジークではなくボディビルに出てください」と言われるくらい勝敗を決する上で重要なポーズなので、このカテゴリーへの出場を考えている人はしっかり練習する必要があります。
もちろん私も8月12日に開催される『東海クラシックフィジーク選手権大会』に向けて、毎日お腹が攣りそうになるくらいバキュームポーズを練習しています!
ちなみに写真に写っているのは、2022年の6月に遊びで決めたバキュームポーズです💪
審査員に強烈なインパクトを残せるよう、大会までの9週間で完成度を上げていきます!
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