正しいトレーニングフォームとは ~Act~

Act

こんにちは!

代表の千田です。

今回はパーソナルトレーナーの育成について書いてみようと思います。

パーソナル指導で最も大切なことは、お客様の動きや限界をしっかり見極めることだと思います。

一般的に言われている正しいフォームとは、関節の可動域や筋肉の柔軟性が正しく保たれているという前提のもとに成り立っています。

しかしジムに来られる方の中に、教科書的に身体を動かせる方などひとりもいないのが現実です。

このような状況であるにもかかわらず、もしトレーナーが全てのお客様に教科書的なフォームを押し付けたらどうなるでしょう。

トレーニングの効果が出ないだけではなく、取り返しのつかないような大怪我につながる可能性も十分に考えられると思います。

正しいフォームとは、筋肉に効かせられるフォームではなく、怪我をしないフォームのことです。

これ以上動かすと力が抜ける、これ以上負荷をかけると怪我をする、といった見極めができるようになるためには、たくさんの指導経験を積むことが必要になりますが、それよりも大切なことはトレーナー自らがトレーニングをやり込むことです。

トレーニングを長期にわたって本気でやり込まない限り、トレーニングの本質は永遠に見えてこないと思います。

指導者たるもの実践者たれ!

コメント