毎朝起きるのが辛い、疲れがとれなくなった、など...
多くの現代人が抱えている睡眠のお悩みを解決するため、
このコラムでは睡眠の質を高める3つの重要なポイントをご紹介します。
まずは、睡眠の役割についてご紹介します。
なんとなく分かっている人も、改めて確認しましょう。
1.疲労回復
2.肥満防止
3.ストレス解消
睡眠は、人間が生きていくうえで欠かせない、大切なものです。
上記の効果をより詳しくご紹介するとともに、
睡眠不足になるとカラダはどうなってしまうのか、
ご自分の身に当てはめてみてください。
疲労回復
十分な睡眠をとることで、身体を健康を保つことができます。
良質な睡眠をとると成長ホルモンが分泌され、体内組織の修復や回復を促します。
反して睡眠不足が多くなると回復が追いつかず、常に身体がだるいという状態に陥ることも考えられます。
肥満防止
睡眠時に分泌される成長ホルモンには、脂肪を燃やしやすくする働きがあります。
睡眠不足になると成長ホルモンだけでなく、食欲をコントロールするホルモンのバランスを崩します。
具体的には、食欲を促進するホルモンの分泌が多くなり、逆に食欲を抑制するホルモンの分泌が少なくなるため、いつもより多く食べてしまうことがあります。
そのため、睡眠不足は肥満に繋がりやすいといえます。
ストレス解消
疲労回復の効果は上記でも説明しましたが、十分な睡眠をとることで、脳が回復されストレスも解消されます。
睡眠不足に陥ると、睡眠でとれていたはずのストレスが蓄積していくことになり、
常にイライラしたり、集中力や判断力の低下など、大きく悪影響を及ぼします。
睡眠がいかに大事なことかおわかりいただけましたか?
それでは、良質な睡眠とはどんなものなのか、ご紹介します。
適切な睡眠時間は、7〜9時間と言われています。
寝る前にスマホを見たりする時間が多いと、その分睡眠時間が短くなってしまいます。
まずはしっかりと時間を決めて睡眠時間の量を確保するようにしましょう。
睡眠の質もとても重要になってきます。
睡眠の質が悪いと、寝起きがスッキリしなかったり日中に集中力が続かなくなったりしてしまいます。
では、質を高めるためにはどうすればよいでしょうか?
1.朝起きたら太陽光を浴びる
朝起きて日の光を浴びることで、神経伝達物質のセロトニンというホルモンが分泌されます。
セロトニンは夜になると、睡眠の質に重要なホルモンといわれるメラトニンというホルモンに変換されます。
つまり、朝に日の光を浴びることが、夜ぐっすり眠れることに繋がります。
2.就寝前はテレビやスマホをみない
テレビやスマホが発しているブルーライトは脳を覚醒するはたらきがあるので、
就寝前に覚醒状態になってしまうと睡眠の質が落ちてしまうのは明白です。
就寝の1〜2時間前からは極力電子機器の光を見ずに、部屋の光を暗くして過ごすようにしましょう。
3.お風呂に浸かる
人は、体の深部体温が下がったタイミングで眠気が出てスムーズに入眠することができます。
深部体温を下げるために有効なのが入浴です。
お風呂に浸かることで血行が促進され、体温も上昇します。
しかし入浴後は血管がひらいて放熱するので深部体温は下がります。
おすすめは、就寝時間の1時間程度前に39〜40度のお湯に15分程度入浴することです。
入浴後徐々に体温が下がっていき入眠時にスムーズに睡眠に入れるというわけです。
睡眠の量と質を確保することで、毎日健康なカラダで過ごせるようになります。
少しずつ習慣化して、その違いを実感してみてください。
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